はっきりズバッとした物言いで、関西だけでなく
現在は全国でも知らない人がいないであろう『上沼恵美子』さん。
現在も活躍を続ける上沼恵美子さんですが、
過去に2回『NHK紅白歌合戦』紅組の司会を務めたことがあるんです。
実はその紅白歌合戦で「いびり倒された」と本人の口からお話がありました。
あの上沼恵美子さんをいびるような人、
本当にいるんでしょうか?
今回は上沼恵美子さんの『紅白歌合戦でのいじめ』について調べていきたいと思います。
どうぞ最後までご覧ください。
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上沼恵美子は紅白でいじめられた?
本題に入る前にまずは
上沼恵美子さんのプロフィールを見ていただきましょう。
上沼恵美子のプロフィール
- 本名:上沼恵美子
- 生年月日:1955年4月13日
- 血液型:O型
- 身長:164㎝
- 出身地:兵庫県南あわじ市(旧・三原郡福良町)
- 出身校:帝国女子高等学校大和田校(中退)
- 活動歴:漫才コンビ「海原千里・万里」(1971年~1977年)、タレント・歌手・司会者(1978年~現在)
- 経歴:1994年(平成6年)と1995年(平成7年)の「NHK紅白歌合戦」紅組の司会を務める。2002年タレント好感度ランキング女性部門で第3位。久本雅美さん、松嶋菜々子さんに次ぐ形だった。
- 歌手活動:幼いころからちびっこのど自慢大会へ出場していて、当時のライバルは天童よしみさん。毎回天童よしみさんが優勝し上沼恵美子さんは準優勝の結果。漫才コンビ時代に発売した「大阪ラプソディー」がヒットした。
現在『西の女帝』と呼ばれる上沼恵美子さんですが、
以前は実のお姉さんと漫才コンビで活躍していました。
その時は『漫才界の白雪姫』と呼ばれ、
アイドルと同じように人気だったそうです。
また漫才コンビ時代には歌手活動もされていて、
代表曲に『大阪ラプソディー』があります。
上沼恵美子さんはトークだけじゃなく、歌も相当お上手なんです。
演芸好きなお父さんの影響で歌い始め、
ちびっこのど自慢にもたびたび出場。
当時『のど自慢荒らし』
と言われていたほどの実力だったんです。
ちなみに当時のライバルは天童よしみさんでした。
2人は芸能界に入ってからも付き合いがあり、
天童よしみさんが初めてNHK紅白歌合戦に出場した時は
「自分のことのように嬉しくて泣いた」と上沼恵美子さん。
さらには、
「ライバルなんてとんでもない。私の財産です。」と話していました。
あの天童よしみさんとライバルとして歌で勝負してたなんて驚きです。
1977年の結婚・出産を機に一度芸能界を引退している上沼恵美子さんですが、
翌年の1978年には料理番組のアシスタントとして芸能界復帰しました。
「専業主婦が耐えられなかった」というのが理由だそうです。
上沼恵美子さんらしい理由ですよね。
その後は関西で番組司会者として活躍され、
『関西の高視聴率女王』と呼ばれるようになりました。
異名が年代ごとに変わっていくのが時代を感じますし、
それ以上に上沼恵美子さんの能力の高さを物語っている気がしますよね。
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上沼恵美子は紅白でいじめられた?
紅白歌合戦の司会を断るも結局やることに・・・
上沼恵美子さんは、
1994年(平成6年)・1995年(平成7年)、
2年連続でNHK紅白歌合戦の紅組司会を務めます。
白組は古舘伊知郎さんです。
実は上沼恵美子さんは初司会より以前に、
数回ほど司会のオファーがNHKから来たそうですが断り続けていたそう。
さすがに断り続けるのも申し訳なかったのか、
旦那さんからの後押しもあり司会を受けたそうなんです。
2023年7月7日、上沼恵美子さんは
ご自身のYouTubeチャンネルを更新しています。
ゲストとして登場したのは、
NHK紅白歌合戦の司会で一緒だった古舘伊知郎さん。
そこで当時の自分たちの状況や心境を、28年ぶりに振り返りました。
さすが饒舌なお2人。
終始和やかで笑いもトークも絶えません。
ただ、話の内容は全く和やかじゃないんですよ…
その内容とは、紅白歌合戦で受けたいじめのこと。
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紅白歌合戦でいじめって?
1994年、初めて紅白歌合戦の司会に抜擢された
上沼恵美子さんは当時39歳。
関西では非常に有名でも
残念ながら東京では知名度が低かったんですよ。
反対に、もう1人の司会である古舘伊知郎さんは当時40歳、
全国区で誰しもが存在を知る超有名人。
東京のNHKは言わばホームグラウンドでしょう。
一方の上沼恵美子さんは完全にアウェー。
そんな中、
紅白出演歌手との顔合わせでもある
『面接』が12月28日に行われました。
大阪から連れてきたスタッフは上沼恵美子さん含め4人だけ。
中には20歳くらいの若い子もいたそう。
ちなみに、女性歌手の皆さんはスッピンで来られたとか。
「なるほどー。ありゃー!」と心の中でビックリしながら、
名簿と顔を照らし合わせてやっと分かるくらいだったと動画内で話しています。
そしてその面接で出演歌手から受けた仕打ちが、
心折れてもおかしくないようないじめだったそうです。
ドリカムや森口博子さん(画像)は、
上沼恵美子さんが紅組の司会なのをとても喜んでくれたようなんですが、
それ以外は本当に感じが悪かったと話します。
まさに針のむしろ状態。
「誰やねん、上沼恵美子なんて。そんなのが紅組の司会なんて格が下がるわ!」
引用:YouTube
大声で言ってきた歌手もいたそうです。
さらには、
中でも感じが悪かったのが、面接中に座っていたパイプ椅子を横に向け、上沼と会話しようとしなかった歌手だという。
その歌手は「足バーンと組んで、この人誰としゃべるつもりやろうと思ってみてたら、NHKの人に『今音合わせやったんだけど、あの音じゃダメよね』って、NHKの人としゃべりだしたんですよね」とスタッフと会話を始めたそう。
引用:ヤフーニュース
上沼は「私は『困ったなあ』と思ったんですが、『あの司会やります、上沼恵美子です』って言ったけど、無視ですよ無視」と語気を強めた。
引用:ヤフーニュース
ちょっと酷いですよね。
せっかく司会してくれる人に対して集団でいじめとか、考えられないです。
上沼恵美子さんも
「ナイフで刺される覚悟で行ったけど本当に痛かった」
と当時の辛い気持ちを口にしました。
でも、話を聞く限り当時の芸能界だと当たり前だったようですね…
これが初めての紅白歌合戦司会者である
上沼恵美子さんが受けたいじめでした。
翌年からいじめがなくなる
ただ、翌年1995年のNHK紅白歌合戦でも
上沼恵美子さんは紅組司会を務めますが、
前年とは打って変わって大事にされたんだそうです。
前年無視していた歌手の態度も180度変わりました。
パイプ椅子を横に向けて目も見てくれなかった人が『まぁ~いらっしゃ~い!今年も大変ね~!』って肩を揉んでくれたんです。私、肩こりましたよ。本当に人間の裏表を見ましたよ。
引用:スポニチ
「人間の裏表を見た」と上沼恵美子さんが言うほどの仕打ちを受けたんですから、
もちろん警戒して肩も凝りますよね。
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上沼恵美子を紅白でいびり倒した人は誰?複数いて候補者は5人!
では、1994年の紅白歌合戦で
上沼恵美子さんをいびり倒した人は誰なんでしょう?
こちらは1994年出演歌手です。
いびってきた人は、
1995年の紅白歌合戦にも出場している歌手であるという事ですので、
2年連続で出演された女性歌手をリストアップしています。
- TRF
- 香西 かおり
- 伍代 夏子
- 森口 博子
- 森高 千里
- 松田 聖子
- DREAMS COME TRUE
- 藤 あや子
- 大月 みやこ
- 田川 寿美
- 小林 幸子
- 島倉 千代子
- 石川 さゆり
- 由紀さおり 安田祥子
- 坂本 冬美
- 都 はるみ
- 和田 アキ子
この中にいびり倒した人がいるはずです。
古舘伊知郎さんと対談の動画で上沼恵美子さんは、
「紅組の歌手2~3人がいびってきていた」と発言しています。
調べてみると、明らかな2人の名前が挙がってきました。
由紀さおり
由紀さおりさんと言えば、
お姉さんの安田祥子さんと2人で童謡を歌ったり、
クラシックを「シャバダバ、シャバダバ」って歌っているのが有名ですよね。
あとは『夜明けのスキャット』が代表曲です。
とても上品な方なので、
上沼恵美子さんをいびり倒したという情報には
ちょっとビックリしています。
由紀さおりで有名。童謡歌ってる姉妹の妹に紅白でいびられたって上沼恵美子がラジオで言ってた。
上沼恵美子さん本人が実名公開してたのでほぼ確定でしょう。
和田アキ子
芸能界のご意見番で『ゴッド姉ちゃん』との異名を持つ和田アキ子さんも、
上沼恵美子さんをいびった人として名前が挙がっていました。
「誰やねん、上沼恵美子なんて。そんなのが紅組の司会なんて格が下がるわ!」
と大声で言ったのは、和田アキ子さんだったとの話です。
実は和田アキ子さん、『嫌いな女ランキング』2年連続1位だったんです。
非常に不名誉な1位ですが、その理由として
- テレビでの偉そうな態度が嫌い
- パワハラまがいの事をしている
ということでした。
また、デビューしたときにいじめられたという2人の先輩の名前も挙げ、「ざけんなよ!って、今だったら」と和田。「ああいう先輩にはなりたくないと思った」と話した。
引用:マイナビニュース
和田アキ子さん自身もいじめられていた過去があるのに、
どうして同じことしちゃうんでしょう…
ちなみに上沼恵美子さんと和田アキ子さんは
一応和解しているようです。
他に、いびりに加担したとネット上に名前が挙がった方々も見ていきましょう。
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細川たかし
上沼恵美子さんは細川たかしさんを「好きじゃない」と話しています。
これは紅白歌合戦での事ではないかも知れませんが、
上沼恵美子さんを『無視』し『とても偉そう』にされたんだそうです。
どの現場で偉そうにされたのか詳しくは分かりませんが、
もしかしたら紅白歌合戦でも
同じような態度を取られたかも知れませんね。
細川たかしさんと言えば、『性格が悪い』との噂です。
NHKのど自慢大会でのこと、
30年以上ファンを続けている男性の歌を聞いた際、
「あの程度なら鐘2つ」
「30年歌ってきてあの程度?」
などと失礼極まりない発言がありました。
また自身のラジオ番組で悪口を言いまくるなど、
あまり良い噂は聞こえてきません。
紅白歌合戦でも上沼恵美子さんに対して
いびりを行った可能性は非常に高いですね。
美川憲一
1995年の紅白歌合戦で前年から態度を変えてきた
という話が出ていますが、実際のところは分かりません。
現在は上沼恵美子さんとの共演もしている美川憲一さんですので、
わだかまりはなさそうです。
もし仮に当時多少のいびりがあっても、
由紀さおりさんのように
そこまで酷くなかったんじゃないかと思います。
伍代夏子
伍代夏子さんに関しても、いびりの真相は分かりませんでした。
名前が挙がったのには上沼恵美子さんが司会を務める
関西テレビ系『快傑 えみちゃんねる』での発言が発端でしょう。
『ある演歌歌手、銭湯に行くんか!っていうような(お気楽な)格好で来るんです。その格好で(番組に)お出になるんですかって言いたくなるような』
「関西ローカルの上沼の冠番組に出る時は、『洗面器持ってないことが不思議なくらい』衣装の手を抜いていることに、『関西バカにすんな』と鬱憤を爆発させていました」引用:アサ芸プラス
実名公開こそなかったんですが、
テレビ画面上に映し出されたのは『××××』。
4文字の演歌歌手だったそうです。
正解は伍代夏子だそうです。旦那の杉良太郎と上沼は仲がいいので候補から消えそうでしたが、プライベートは本当に地味な方ですからね。上沼の“銭湯服”はサービストークにしても、部屋着のスウェットの上下でコンビニに行きそうなタイプではあります」
引用:アサ芸プラス
この話が変な方向へ行き、「紅白でいびり倒した」うちの1人に
名前が挙がったんじゃないかと思います。
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上沼恵美子が紅白でいじめを受けた理由は?
いじめをして良い理由なんてありません。
実際のところ、いじめをした本人にしか分からないと思います。
ですが、なぜこんなに上沼恵美子さんは
いじめを受けてしまったんでしょうか?
考えられる理由をいくつか挙げてみます。
大女優ではないから?
それまでNHK紅白歌合戦の紅組の司会は、
大女優やその年に活躍した芸能人でした。
上沼恵美子さんを目の前に
「あなた誰?」
「女優さんが良かったわ」
などと発言するほど。
上沼の前には石田ひかり、浅野ゆう子、三田佳子と女優の司会者が続いていた。さらに「あなた、誰?」とも言われたそうで、「私もね、本当にナイフで刺される覚悟で行ってましたけど、ホンマに痛かったですね。次から次来る人が感じ悪い」と上沼。「大女優さんが、司会でやってほしかったということだと思います」と結論づけていた。
引用:ヤフーニュース
司会してくれるだけでありがたいと思えないんでしょうか…
上沼恵美子さんは大女優でもなければ普通の女優さんでもない事が
いじめの理由だったかも知れません。
ローカルタレントだから?
当時、上沼恵美子さんが『西の女帝』と言われ
関西では知らない人が居ないくらいの有名人でも、
東京から見ればただのローカルタレントでしかありません。
当時の東京と大阪(関西)ではかなりの差があったようです。
- 主要都市としての東京ー地方都市としての大阪(関西)
- 東京のタレントー大阪(関西)のローカルタレント
- 標準語を話す都会人ー関西弁しか話さない田舎者
決して関西を侮辱しているわけではありません。
当時の意識はそうだったようです。
ですので、紅白でのいじめは
『ローカルタレントが紅白で司会をやる』ことに対し
「調子に乗るな!」という意思表示だったんでしょう。
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いじめた人の性格悪いから?
これはどうにも出来ませんよね…
例えば由紀さおりさんをネット検索すると、
『由紀さおり 性格悪い』と出てきます。
実際のところ態度がよろしくないという噂はあるようです。
由紀さおりさんがいじめをした理由は、
『何度か紅白司会の話も挙がっていたものの実現しなかった』とありますので、
嫉妬によるものと本人の性格の悪さのせいなのかと思います。
きっと上沼恵美子さんが司会に抜擢されたのが面白くなかったんでしょう。
性格が悪い人は誰に対してもいじめみたいな嫌がらせしますもんね…
ちなみに、一緒に司会を務めた古舘伊知郎さんも
上沼恵美子さんの面白さと進行の上手さに
嫉妬していたとのこと。
才能がある人は少なからず妬まれるのは仕方のないことですが、
1996年、3年連続司会を務めた古舘伊知郎さんに対し
「自分は2年で落とされたのに古館さんは3年目も。紅組司会の可愛い初々しい女優の松たか子さんとの司会が嬉しそうで、悔しかった」
上沼恵美子さんはそんな風に台湾で家族と一緒に
紅白を見ながら思ったそうです。
上沼恵美子さんも古舘伊知郎さんも才能あふれる方ですが、
これまでの確執は、お互い『ないものねだり』の
嫉妬によるものだったんでしょうね。
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まとめ
さて、上沼恵美子さんが受けた紅白でのいじめについてお伝えしてきました。
古舘伊知郎さんとのわだかまりもなくなった事は、
本当にうれしく思います。
お2人がまたいつかNHK紅白歌合戦の司会をしてくれるのを期待します。
最後までご覧いただきありがとうございました。