「ザ・ドリフターズ」のメンバーのひとり、高木ブーさん。
太めの体型と天然なキャラで、お茶の間の人気者でした。
この記事では、
「高木ブーの若い頃は痩せててイケメン?」
「高木ブーの現在は車椅子生活?」
高木ブーさんのプロフィールや若い頃の姿、
現在について、紹介していきたいと思います。
ぜひ、最後までご覧ください!
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高木ブーのプロフィール
- 本名:高木 友之助(たかぎ とものすけ)
- 生年月日:1933年3月8日
- 血液型:O型
- 身長:160cm
- 出身地:東京
- 趣味:クレー射撃、絵を描くこと
- 特技:ウクレレ
子供の頃から音楽に興味を持ち、
レコードやラジオでよく音楽を聴いていました。
中央大学に進学した高木ブーさんは、バンド活動を始めます。
ハワイアンバンドのアルバイトもしており、
当時の大卒の初任給より多い金額を稼いでいたとか。
そのため、就職先の内定をもらっていたにも関わらず、
それを蹴って、プロのミュージシャンを目指すことに。
大学卒業後、いくつかバンドを転々としたのち、
昭和を代表する伝説のバンド、
「ザ・ドリフターズ」に加入することになりました。
ザ・ドリフターズからのスカウト
ドリフターズの加入は、リーダーである、
いかりや長介さんのスカウトがあったから。
いかりや長介さんは、「ザ・ドリフターズ」のほか、
俳優としても活躍されていましたね。
高木ブーさんは、当時、
自身の楽器の腕前を買われて、
スカウトされたと思っていました。
のちに、いかりや長介さんにスカウトの理由を尋ねたところ、
思わぬ答えが返ってきました。
「デブだからだよ」。
メンバーの中にデブがひとりいると、
それだけで面白さが出るのだと。
スカウトの真相について、高木ブーさんはこのように語っています。
真相を聞いても腹は立たなかったし、
むしろ「さすが長さんだ」って感心したね。
その頃から、テレビの時代を予感していたのかもしれない。
引用:介護ポストセブン
当時、「ザ・ドリフターズ」をリニューアルしようとしていた、
いかりや長介さんは、「コミックバンド」向けの体型の、
高木ブーさんに目を付けました。
他のバンドでギターを弾いていた高木ブーさんの、
楽器の腕前はもちろん素晴らしいもの。
高木ブーさんの加入で、「ザ・ドリフターズ」はさらに輝き始めました。
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「8時だョ!全員集合」
「ザ・ドリフターズ」が大ブレイクしたのは、
冠番組、「8時だョ!全員集合」。
「8時だョ!全員集合」は、1969年から1985年に放送されたお笑い番組で、
最高視聴率50.5%という大人気番組でした。
その国民的人気番組は、「お化け番組」ともいわれ、
最高視聴率50.5%数値は、日本のバラエティ番組史上の最高視聴率です。
「8時だョ!全員集合」は、前半はコント中心のお笑いパートで、
後半は合唱や歌パートの2部構成。
コントと音楽を融合させた番組は、
音楽バンドの「ザ・ドリフターズ」ならではの構成でした。
番組が放送されていた土曜日の夜8時は、
「家族全員がそろってテレビを観る」
というのが、日本家庭の日常風景でした。
当時、子供の頃リアルタイムでを見ていた方は、
翌週の学校での話題は、「8時だョ!全員集合」の内容だったはず。
「8時だョ!全員集合」は、子供から大人まで、
すべての人を熱中させた番組でした。
高木ブーの役割
「ザ・ドリフターズ」は5人組ですが、
コントで目立っていた、志村けんさん、加藤茶さんを、
真っ先に思い浮かべる方が、多いかもしれません。
高木ブーさんは志村けんさん達に比べると、
目立たない立ち位置だったと思います。
しかし、前に出るキャラクターではなくとも、
高木ブーさんの圧倒的な存在感は、「ザ・ドリフターズ」において、
重要なスパイスだったのです。
高木ブーさんは、自身の役割について、
インタビューで語っています。
僕はドリフの中では「第5の男」のイメージかもしれない。
どんな集団も中心人物だけじゃ成り立たないし、
コントだって主役だけではできない。
「第5の男」には、前に出る人たちをより輝かせるという
大切な役割があるんだよね。
会社でも同じじゃないかな。
引用:介護ポストセブン
自分のことを「第5の男」と呼ぶ、高木ブーさん。
集団の中で全員が同じ動きをしたら、グループは成り立ちません。
どんな役割であれ、それぞれが大切な役割を、
果たしていることに変わりはない、と語っています。
「ザ・ドリフターズ」が、圧倒的な人気と実力を
誇っていたのは、メンバーのバランスが抜群だったから。
高木ブーさんは、昔から自身のキャラクターと立ち位置を理解し、
「ザ・ドリフターズ」の一員を担っていたのですね。
そして、高木ブーさんは、仕事のうえではどんな役割でも構わないといいます。
少なくとも自分の人生では自分が主役なんだから、
それでいいんですよ。
引用:介護ポストセブン
この考え方は、どんな仕事、どんな環境においても、
通じるものがあるのではないでしょうか。
自身を客観視できる冷静さが、成功をとげる秘訣なのでしょう。
高木ブーさんの金言は、心にとどめておきたいですね。
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【画像】高木ブーの若い頃は痩せててイケメン!
かわいいおでぶキャラで、
芸名も「ブー」と名付けられた、高木ブーさん。
若い頃は、痩せていてイケメンだったという噂が!
高校生の頃の姿
高木ブーさんが、自身のinstagramに高校時代の写真を
投稿してくれたのです。
高校生の頃の、高木ブーさんはこちら!
今よりずっと痩せていて、きりっとしたお姿。
優しそうな面影は、今のままですね!
高木ブーさんのイケメン写真に、ファンも歓喜。
おー、ええ男!カッコイイ!
シュッとされてた頃ですね。カッコイ〜です。
高木さんって、大昔は可愛い美少年だったんですねぇ~
高木ブーさんは、この写真の頃から、
ウクレレを弾き始めていたようです。
70年以上前の写真が出てきたといいますが、
とても貴重な写真ですね!
若かりし頃の「ザ・ドリフターズ」
さらにinstagramでは、ほかにも懐かしい
写真の数々が見られます。
初期の頃のドリフターズの姿。
セピア色が、よりカッコよさを醸し出しています!
「ザ・ドリフターズ」は、1966年に、
世界的バンド「ザ・ビートルズ」が来日の時に、
前座を担当したことがあります。
前座を担当した時に撮った写真がこちら。
この写真は、門外不出の初公開でした!
非常に貴重な写真を載せてくれるのは、ありがたいですね。
「ザ・ドリフターズ」のことを知らない方も、
「ザ・ビートルズ」の前座を担当したことがある、
と聞けば、「ザ・ドリフターズ」がどれだけ
人気で有名だったか想像つくでしょう。
現在のイケメン写真
高木ブーさんは、どちらかというと、
癒しキャラ、かわいいキャラというイメージが強いでしょう。
しかし、instagramで、素敵なイケメン高木ブーさんも
見ることができるんです!
コメディアンといえども、もともとはプロのミュージシャン。
やはり高木ブーさんは、ウクレレやギターを弾く姿は、
ずっとかっこいいですね。
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高木ブーは現在、病気で車椅子生活?
長年活躍している高木ブーさんですが、
現在はどのような生活をされているのでしょうか。
2023年現在、高木ブーさんは90歳。
自身のinstagramでは、元気な様子が投稿されています。
現在もお仕事はされているようですが、
高木ブーさんは、車椅子生活をしているのです。
原因は、足が悪く手術をしたからです。
足の症状
高木ブーさんは、昔から足のケガや病気で
手術を何度も受けてきています。
1984年:両足のアキレス腱を断裂。
「8時だョ!全員集合」のリハーサル中に大けがをしてしまい、
4か月休むことになってしまいました。
2009年:右ひざの変形性膝関節炎。
「ザ・ドリフターズ」は、転がったり、
ぶつかったり、動きの多いグループ。
高木ブーさんは、ギターが壊れないように、
守りながら転んでいたといいます。
さらに、肥満体型とO脚により、
ひざに負担がかかってしまい、
右ひざの人工関節置換手術を受けました。
当時は、杖がないと歩くのが困難なほど、
症状が悪化していました。
2011年:左ひざの変形性膝関節炎。
右ひざと同様の症状が進行しており、
手術を受けた右ひざの症状も悪化していることから、
人工関節置換手術を受けました。
現在は、10㎏のダイエットやリハビリに成功し、
痛みは改善している様子です。
そして、高木ブーさんは歩けなくなったわけではなく、
移動の際に両ひざにかかる負担を避けるための、車椅子生活だそうです。
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普段の生活
車椅子生活をしている高木ブーさんですが、
現在は、1人娘のかおるさんと一緒に暮らしています。
1994年に、最愛の奥さんを脳腫瘍で亡くしており、
それからかおるさんと同居を始めています。
実は、かおるさんが結婚する前、結婚相手の男性に
条件を提示していた高木ブーさん。
それは、「同居すること」と「転勤がないこと」。
かおるさんは、しっかりその条件を守り、
転勤がなく、高木ブーさんと同居してくれる男性と結婚しました。
普段の生活も仕事のマネジメントも、かおるさんがすべて
行ってくれているといいます。
実はかおるさん、元広告代理店勤務のエリートなんです!
大手広告代理店「電通」の関連会社で、
女性だけで立ち上げられた「電通EYE」に勤務していました。
過去、海外アーティストや日本の大物アーティストを担当してきたので、
その経験を生かして、高木ブーさんをプロデュース。
かおるさんは、父親に対してこのように語っています。
娘の私が言うのもヘンだけど、ザ・ドリフターズの高木ブーという人は、
タレントとしてもウクレレ奏者としても、なかなかたいしたものだと思う。
引用:介護ポストセブン
タレント「高木ブー」を尊敬しているからこそ、
精力的にマネージメントしていけるのでしょう。
心強い、素敵な娘さんですよね。
高木ブーさんも、かおるさんには感謝している様子。
僕ひとりだったら何もできないけど、かおるや家族が助けてくれるおかげで、
自分なりにどうにか活動できてる。
引用:介護ポストセブン
とても素敵な親子関係です。
これからも、かおるさんのサポートの元、
元気に音楽や芸能活動を継続してほしいものですね!
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まとめ
高木ブーさんが、長年多くの方から愛されてきた理由が、
お分かりいただけたでしょうか。
自分の役割をしっかり続けてきたからこそ、
大きな成功に繋がっているのですね。
これからも元気に、活躍し続けてほしいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!